五番街その3(池袋)

前回同様今回もガックリ話で。

これを言うと怒る人もいると思うが五番街で買ったガックリレコードのトップがこれ。

ラフィンノーズ/PUSSY FOR SALE(AAレコード1984.11)

当時日本のハードコアといえばギズムやエクスキュート、ADKみたいなハード&ヘヴィなヤツが全盛だった。
そんな時にDOLLでラフィンノーズが「関西で人気No.1!」「凄いバンド!」と非常に持ち上げられてるし、1stシングルはあっという間に売り切れで手に入らない状態だし、もう当然期待は高まるわけですよ。エクスキュートより3割凄いのでは?勝手に想像してました…
そこでアルバムが発売になるとのアナウンスがあったので即予約。1stシングルが凄い高値になっていたので、正直音楽的に外して後々高値で売れるだろう(予約特典ステッカーも付いてるし)というセコい計算もしていたのだが…
実際に聞いてみるとあまりの軽い音にホントにビックリした!「コミカルなハードコア」なんて発想が無かったし、勝手にエクスキュートの3割増しの音を期待していた訳だからそりゃもうガックリですわ。
実際の音と正反対な想像をしていた自分が悪いのだが、正直音質も良くなかったし…とにかく予想の外れっぷりの凄さで衝撃でした。

フォローする訳じゃないが85年に出たシングル「GET THE GLORY」(1stシングルの新録)は録音も良く演奏にキレがあり非常に格好良かったな。1stアルバムはコミカルな雰囲気なのにあまりにも音がショボすぎたのが不味かったのかね。