UK EDISON その2

ハードコアの次のムーブメントときたらポジパンでしょう。
最初ハードコアな俺から見ると『POSITIVE PUNK』なんてネーミングがまず恥ずかしいし、バンド名もやたらSEXってついてるし、何かうさんくさいと思ってた。
だけどDOLLのポジパンレコードガイドでKILLING JOKEやBAUHOUSなんてハードコア前に好きだったバンドの影響を受けていると書いてあったので早速「御三家」から聞いてみるとこれがなかなか。Sex Gang childrenのサイケ&キワモノ感も良かったし、Southern Death Cultのパワフル&泥臭さ(ハードロックぽさ)も悪くなかったが、一番気に入ったのはThe Danse Societyでしたね。所謂「ポジパン」でイメージされるゴシック感は殆どなく、適度にダーク&クールかつダンサブルかつドラマチックな「いいポストパンク」バンドだったね。ハイスピードでダンサブルな「we're so happy」やほのかにプログレも感じさせるドラマチックな「somewhere」など名曲揃いだが、一番思い出に残っているのはこれ。
1st12inシングル「There is no shame in death」

ジャケのあまりにも暗い写真、素人臭い書体がなつかしい『ニューウェイヴ』感に溢れていて妙に気に入ってました。(自分は高校生だったんだけどね…)3曲入だったけど中の「Dolphins」という曲がライトなダークサイケってな感じで気に入ってこの曲ばっかり聞いてたな。
今思うともしポジパンを聞かなかったらネオサイケやガレージ物や60'sサイケを聞くことはなかったかも。それを思うとandi sexgang に足を向けて寝られないと思う今日この頃でした。
なんかポジパンの話をしているといろんなバンドが思い出されてくるね…また次回もポジパンでいきますよ。