五番街その2(池袋)

五番街は国内版LPの予約特典が他店より充実していたかな。
ここで予約特典の思い出を一つ…

PIL/ラブソング・ブルーウォーター日本コロムビア1983.6)

渋谷陽一サウンドストリートで初めて1stの「attack」を聞いて興味を持ち、調べたところピストルズのボーカルと同一人物と知ってビックリ。とんでもないオリジナリティと異常なテンションの高さが本当に格好良かった。フラワーズ・オブ・ロマンスの頃なんて本当に神懸ってたよね?
そして大傑作3rdの次のアルバムが出るとの予告が店内ポスターにあり、タイトルは「COMMERCIAL ZONE」で予約特典がバッヂとのこと。
元々PILバッヂが欲しかったので即予約を入れたが発売予定が何度も延期になり、結局アルバムは発売されずこのシングルのみリリースとなってガックリ。さらに予約特典にあった「バッヂ」はもらえたが、丸いPILロゴのバッヂがもらえると思い込んでたのに特典のバッヂとして手渡されたはヤツはジョン・ライドンの顔写真の白黒コピーを缶バッジに無理矢理貼付けた何とも言えない代物でさらにガックリ。バッヂは家に帰る途中で捨てた気がする…
ジョンとキース・レヴィンが揉めて決裂したからアルバムがリリースできなくなったんだよね。だからプロモーション用の宣材も作られなくなったので予約分はレコード会社か五番街が手作りで作ったのかな?もしそこら辺の事情を知ってる人がいたら教えてください。
しかしこの件は愛していた店に裏切られた(?)初めての経験として未だに忘れられないな。